ALPACAは、介護をもっと前向きで心あたたまる体験に変えていくことを目指すNPO法人です。 私たちはご家族と協力しながら、科学やテクノロジーの力を活用して、人と人とのつながりや心の健康を大切にした認知症ケアのあり方を開発・評価しています。
ケアの肯定的な側面
「ケアの中にある喜びや成長の瞬間に光をあてる」
認知症ケアに関わることで、自分の存在意義や目的を感じることができます。あなたの関わりは、大切な人の生活をより良くするだけでなく、自分自身の成長にもつながります。
家族で認知症ケアに取り組むことで、絆が深まり、信頼関係が強まります。共に過ごす時間と経験が、家族としてのつながりを育みます。
小さなやりとりや笑顔の中に、かけがえのない喜びが宿っています。認知症ケアの中にあるこうした瞬間が、日々を豊かにしてくれます。
ALPACAは、認知症のご本人やご家族が研究者と協働し、調査や評価に参加できるよう、市民参加型の科学(シチズンサイエンス)を推進しています。今後、神戸にある3つの大学と連携し、軽度認知障害(MCI)のある方々とともに、持続可能で、その人の思いや暮らしを大切にした認知症予防プログラムの開発に取り組んでいきます。